考察

ものを大事に扱う心

活躍がめざましい錦織圭の「ラケットバウンド」という技が話題になっています。

僕はテニスに関しては全くの無知なので,それを前提に聞いて欲しいのですが,この行為はテニスのマナー的にはどうなのでしょうか?

外野の僕が見れば「道具を大事に扱っていない」と見えてしまうのです。

(いや,もしかしたらここまでの域に達すると,「逆に道具を大事に扱っている」と見えてくるのか…)

 

テニス業界では普通のことかもしれないので,ただの個人としての意見だと思って聞いてください。

僕が今までに部活などで本格的にやってきたスポーツは「サッカー」「卓球」そして「ダンス」なのですが,けっこう道具の扱いに関してはうるさく言われた記憶があります。

例えば,サッカーのスパイクシューズ。アスファルトの上では履いてはいけません。スパイクが削れるからです。

例えば,卓球のラケット。僕はラケットを「地べたに置くな」と言われました。体育館の床のことです。「命の次に大事なラケットを地べたに置くとは何事か」と言われてました(もちろん僕に命の次に大事という感覚はありませんでしたw)。

で,ダンス。ダンスに関しては,道具の扱いの指導をされたことはありませんが,例えば,外で練習をしたときは,ゴミを持って帰るとか,スタジオは土足で使わないとか,使ったらモップをかけるとか,ダンスをやっていくうちに自然と学んでいきました。

 

そういうのがあるからかもしれませんが,道具を粗末に扱ってる人はちょっと苦手なんですよね。

ダンスでいうと,大抵は子供ですが,鏡を触る子やひどいと体当たりなんかする子。スタジオに水筒など硬いものをわざと落としたり,壁を蹴ったり。

水筒を蹴ったりして遊んだりしてる子や最近だと膝サポーターを思い切り蹴ってた子もいました(そして,それは他の人に当たってた)。

まあこういう子は家や幼稚園や学校でもこうなんだろうな,と思います。しつけが行き届いてないのでしょう。

 

他のスタジオはわかりませんが,なぜうちで鏡を触らせてないかと言うと,ものを大事に扱って欲しいからです。

割れてケガするっていうのももちろんありますけど(ほんとに割れますよ。割れたの見た事ないからわからないでしょうけど。)自分の不利益になること(ケガをするなど)だけに注意するのではなく,目に見えないこと,自分を律するということにもっと注意を向けて欲しいからです。

自分が学んでいるダンスというものを支えてくれているスタジオ(鏡や床)に感謝をするということです。

 

まあもちろんそこまで説明してませんから,わからなくても仕方ないのですが,不思議な事に物を大事に扱えない人ってやっぱり「下手」なんですよね。子供は特にこれが顕著です(大人はそうでもない場合がある)。

靴を揃えれてないとか,ロッカーでの鞄の置き方,扉の開け閉め,水筒やタオルの置き方など,わかりやすいくらいの差が出てます。

逆に上手い人って物の扱いが丁寧です。僕でも感心するくらい丁寧。

やっぱり理性が強いということと,ちょっとした手間を楽しないという「心」なんだと思いますよ。

(その逆は,理性が弱く,自分がやりたいようにしかしないということと,面倒な事はやらないという「心」)

 

日本と海外の違いもあるかもしれません。錦織圭は日本人ですが,テニスに関しては海外で学んでる時間の方が長いですから,感覚が日本人ではないのかもしれません。

でも,だったらその日本人の感覚っていうのは「武器」になりますよね。あとはそれをどう使うかです。

使いたい時にその武器を持っていなければ「アウト」です。

 

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