考察

感謝がない人は上手くならないと思う

今年もDANCETUBEに参加するためのリハーサルが始まりました。

休みがなくなるけど仕方がない。みんなにも頑張ってもらおう。

 

オーディション&実力審査会をしたのですが,レポートよく読んでくださいね。

5回くらいは読んだ方が良いと思います。たぶん5回読んでもわからないかもしれません。そんなもんです。

 

レポートに書いた事は,実力審査会を受けた人だけの特典として,ここには書きませんが,今日はそれに書かなかった事を書きたいと思います。

「上手くならない人の共通点」です。

 

僕もこういう仕事をしているので,いろんなダンスの場に行かせてもらいます。

レッスンの場だったり,イベントの場だったり。それが鳥取だったり,県外だったり。

そういう場所でいろいろ観察しているのですが「あまり上手くない人」や「結果が出せていない人」にはけっこう共通点があったりします。

 

バトル会場を例にあげます。負ける人って「人のバトル観てません」。自分の出番が終わったら,外に出ちゃって,自分の動画チェックしてるか,練習とか始めちゃったり,誰かと話してるとか。

たまに観ていても「拍手しません」。ぼっーっといるだけだったり,スマホ観てたり。

イベントに来てるけど,イベントに参加してないんですね。いや,正確には参加してるけど,自分のときだけしか参加してないのです。

 

こういう人たちを見てると「他人に興味がない」「自分のことしか考えていない」んだろうなと思ってしまいます。

バトルは出たいけど,他人のバトルを観るつもりはないし,観てもリスペクトの精神がないから拍手もできない。一緒にイベントを盛り上げようとする気持ちがない。

そういう人のダンスを観てると,大抵「自己満足」の域を出てないんですよね。でもおそらく自分はそこそこ出来ると思っているんです。

 

「人のダンスを観ない」「拍手をしない」「その場にいない」などの行動って,「他人に興味がない」「自分のことしか考えていない」に繋がると思うんですね。

で,まとめると「感謝がない」と思うんです。

で,感謝がない人は「上手くならない」と思うのです。

「そういう精神論はいいから」と言う人もいるかと思いますが,まあそういう人は一生そうやってれば良いと思います。

しかし,考えてみてください。

ダンスはお客さんに観てもらうものでもあるのです。「他人に興味がない」人が,お客さんが喜ぶダンスができるでしょうか?

「自分のことしか考えていない」人のダンスなんて誰が観たいのでしょうか?

 

はっきり言って「感謝がない」人が,上手くなるものではないんですよ,ダンスって。

ただ「ありがとう」と言えば良いわけではなく,「感謝」とは具体的にどういう言動に表れるのでしょうか?

それがイベントなら「拍手」だとか「きちんとその場に居て参加する」ことだったりします。

「踊ってくれた人はどうしたら喜んでくれるか」とか,「踊ってくれた人に敬意を示そう」だとか,「イベントを主催してくれた方のために盛り上げる手伝いをしよう」とか。

それができるようになったら自然にダンス上手くなっていくと思いますよ。だって「他人はどうしたら喜んでくれるだろうか」という視点があるということですから。

 

「私,上手くならないな」と感じている人は,本当に感謝の気持ちがあるかどうか,自分の胸に聞いてみてください。

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