実は差は何倍もない
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まずはこれを聴いてください。
斉藤ひとりさんの講演会の音声です。
ドラゴンボールの戦闘力みたいに「ダンス力」が数値化できれば良いですが,実際はできません。
しかし,わかりやすい説明をするために,今回はあえて数値化します。
Aさんのダンス力は「8」,Bさんのダンス力は「4」だとします。
Aさんの方が,Bさんよりも「2倍上手い」ということです。
僕は今まで,BさんがAさんに勝つには「2倍以上練習すれば良い」と言ってきました。
あれは「嘘」です(笑)
いや,嘘ではないのですが,実際はもっと複雑だったりしますので,単純にまずは「2倍の練習量を目指せ」って言ってるんです。
だって,上記の動画の中にもありますが,10倍の年収の人は10倍働いているの?って話なわけです。
違うでしょ?1日80時間も働けないですもんね。
こう考えてください。
Aさんのダンス力の内約は実はこうなっています。
Aさんのダンス力=心×技×体=2×2×2=8
そしてBさんのダンス力の内約。
Bさんのダンス力=心×技×体=1.6×1.6×1.6=約4
さて,BさんはAさんの2倍の努力がいるでしょうか?
総合力を見ると2倍の差があるのですが,それぞれの項目は「0.4」の差しかありません。
そして,それが「3つ分」しかありません。
※「なぜたし算じゃなくて,かけ算なの?」というつっこみはなしで(笑)これはもうたし算ではないと経験的に感じています。
別に「心技体」じゃなくても良いんですよ。例えですから。本当はもっと複雑ですから。
言いたいことは「小さい差が積み重なって大きな差となる」ということですから。
で,こういう小さい差(微差)をバカにしている人は「うだつがあがらない」んですよ。
全てのことが「ちょっとだけ」人より劣っているから,人として大きな差になってるんです。
練習量4点,キャリア4点,集中力5点だったら「80点」。
練習量5点,キャリア2点,集中力1点だったら「10点」。
実際にこんな人たちいっぱいいます(笑)
もっと微差に注目してみてください。