考察

集中するのが下手な人は○○するのが下手

現代人の人が抱えている問題として「集中力」の問題があります。

とくにスマホは「集中力を奪う道具」といっても過言ではなく,勉強や仕事をしている最中でも通知がきて,いちいち作業を中断することで,集中することができなくなっています。

電源を切ったスマホが視界にあるだけで集中力は奪われるという研究結果も出ているくらいです。本当に集中したいときはスマホは視界から消す(カバンや机の中にしまう)ということが重要です。当然,通知は消してくださいね。

 

集中力というのはとても大事です。生徒たちの様子を見ていても,今まで上手くなってきた人は集中力がありましたし,スマホとかとも上手に付き合っていました。

逆に上手くなりにくい人は常にスマホをいじっているタイプでした。ダンスの世界に入っているにも関わらず,頭のどこかには常にスマホをとおして他の何かと繋がっているという状態。そりゃあ上手くならないと思います。

結局「根底は何か?」と考えると「コントロールできてない」ということなんですね。完全にスマホに自分の人生をコントロールされている,常にスマホに「ねぇねぇ,これ見てよ」って言われている状態ということです。

 

はい,とりあえず置いといて。

記事タイトルの答え。集中するのが下手な人はリラックスするのが下手です。

「集中力がない」と表現されますが,本当に人間が集中できるのは1日のうち,せいぜい4時間だと言われています。そして,集中する練習をしていない人はもっと少ないでしょう。1時間集中できたらよいほうだと思います。

おそらくほとんどの子供も大人も,1日に6時間とか8時間とか,勉強や仕事をやっているわけですが,その中で集中している時間はかなり少なく漫然とこなしていることのほうが多いでしょう。

 

これは意識してリラックス=休憩することがほとんどないからだと思います。

人間の集中力は,脳の前頭葉が関係しているのですが,この前頭葉は非常に燃費が悪いのです。なので,休憩をしてあげないともちません。

朝は気分がよいけど,夕方になるにつれて頭が働きにくくなるのはそのためで,1人暮らしの人なんか家に帰ってもなんとなく過ごしている人のほうが多いのではないでしょうか。

だから前頭葉のHPが0になる前にリラックス=休憩してやる必要があるのです。

 

おすすめなのは昼寝(パワーナップ)です。たくさんの仕事で成果を出している人は「昼寝は絶対にするべき」を声を大にして言っています。

僕も基本的に1日に最低1回は昼寝をするようにしています。

 

で,ここからが大事。

よく「昼に眠くなる」とか「集中できない」とか,相談を受けるのですが,そのたびに僕は「昼寝すればよいよ」って伝えています。

しかし,そのたびに「忙しいから無理」という言われ方をします。

 

いやいや,眠くて集中できないまま漫然と仕事をこなすよりは,先に寝てしまって脳を回復させてから仕事をしたほうが絶対にはかどるよ,って言いたいんです。

 

ようするにただの「順番」だけの話なんです。

仕事終わらせてから休憩しようとすると,休憩できない場合があります。しかし,休憩してから仕事を再開すると,休憩も仕事の成果も,両方が手に入ります。

これくらい簡単なロジックがわからないわけです(実際にやってないから理解できないとも言える)。

 

これ最初に書いた「自分の人生をコントロールできてない」というのと同じです。「スマホがあるとうるさくて集中できないから視界から消す」ということができず,常に集中力を奪われながら勉強している学生と同じなわけです。

 

だいたいの人は自分の外部のものからコントロールされています。学生だったら親や教師,そして,スマホです。社会人だったら会社,上司です。外部から自分の人生の大半を操られて人生上手くいくはずないでしょう。

だからまずは自分が手が及ぶ範囲のことは自分でコントロールするクセをつけるべきです。それをやらずに,なんだかんだ外部からコントロールされるのが楽なので,それに甘んじているだけなんですよ。