「2ミニッツ・スターター」は「とりあえず2分だけやってみよう」というテクニックです。
「2分だけやってなんか意味あるの?」と思うかもしれませんが,これはけっこうシンプルかつ強力なテクニックだと思います。
とくに習慣化するときには強力なテクニックになります。
やってみたらわかりますが,この2分ってけっこう絶妙な数字なんですよね。
2ミニッツ・スターターの基本的なやり方
2ミニッツ・スターターの基本的なやり方はこれだけです。
②2分だけ勉強をする
③タイマーがなったら勉強をやめ,そのまま続けるか,やめるかを決める
これだけです。
「まず始める」が難しい
結局,このテクニックは何かというと,「まず始める」という1番難しいことをテクニックにしただけなんです。
皆さん経験あると思いますが,とりあえず始めてしまったらけっこう勉強してしまうでしょ?
勉強ができない理由って「始めることすらできない」ということじゃないですか。
じゃやどうすれば始めることができるかって考えたのがこの2ミニッツ・スターターなんです。
2分後の未来はわかりやすい
2分だけで終わるってことは「未来が予測できる」ってことです。
ようするに2分後には終わっているわけですから。
人間は「わからない」ということが不安で怖いのです。
勉強を適当に始めようとすると「これいつ終わるん?」と不安になるから手をつけることができないのです。
ポモドーロテクニックもとりあえず25分で終わるじゃないですか。
だから強力なテクニックなんですよね。
2ミニッツ・スターターのコツ(応用)
まず僕がやってみた結果,2ミニッツ・スターターは習慣化によく使っています。
例えば僕はジムに通っていますが,ジムに行ってる理由は「家とかスタジオにないマシンなどがあるから」です。
僕のトレーニングメニューの中に「ディップス」という自重の筋トレがあるのですが,別にこれはジムでやる必要はないんです。
だったら自宅とかスタジオでできるように習慣にしたほうが良いなと思って「ディップス習慣化計画」を立てました。
計画といっても簡単で「毎日2回だけディップスをする」というルールを作っただけです。
ここでは「2分」ではなく「2回」ってしてますが同じことです。
10回だと「めんどくさ」って思うのですが,2回だけなら2秒で終わります。
これが今は10回になってるし,もう2ヶ月は1日も途切れずに続いているんですよね。
まじで2分で終わってもOK
ポイントは「まじで2分で終わってもOK」ということです。
というかむしろ続きをやりたくても2分であえて終わらせるということを2週間くらいは続けてみてください。
そこから2週間90%の確率で成功していたら時間を増やしたりしていきます。
2〜5分の作業から始める
何かを習慣にするのが上手い人は,最初は2〜5分しかしないらしいです。
これ以上やると急激に習慣化できる確率が下がるようです。
この短い時間のタスクを積み重ねていくという感覚が今のうちに身に付くと最強ですね。
まとめ
2ミニッツ・スターターの使い方は,まずは「手をつけること」です。
めんどくさい宿題などをやるときにも効果を発揮しますし,僕のように習慣化に使うこともできます。
「まず2分やろう」っていうのが染みつけばかなり楽になりますので,試してみてください。