紙に書くって大事
パソコンやスマホになれすぎてしまって、たまに文字を書くとキレイに書けないし、疲れるし、なんか衰えたなって思ってます。
メモアプリやマインドマップアプリなんかを使っていますが、入力が速い分、思考が追いつかないというか、インプットするにしてもアウトプットするにしても、紙に書くよりも効果が薄いそうなんですよね。
アインシュタインのような歴史に名を残すような偉人たちも、とにかくノートにいろいろ書いていたと言われています。
また「筆記開示」というテクニックもあり、頭の中をさまよっている不安なことを8〜20分くらい紙に書き出すとストレスが減るというデータもあるくらい。
ということで、しぶしぶ「紙に書き出す」ということを始めたのですが、これがけっこういい感じ。
頭の中にある思考やアイデアをチラシの裏とかに書きなぐるとけっこう気持ちがいい。
手は相変わらず疲れるし、字は汚いけど、頭の整理され具合はやっぱりナイスです。
そういう面では子どもたちは常に学校でノートを取ったりしているからよいかと思いきや、先生が黒板に板書したことをそのまま書き写しているだけなので、まあ意味はほぼないでしょう。
書く技術は大事だなと思っています。
書く技術と言っても、美しい文章を書くという意味ではなく、テクノロジーに頼らずに、紙に書き出すという行為自体のことをさします。
もうちょっというと「汚く書く技術」って言うのでしょうか。
板書された黒板をキレイに書き写す技術ではなく、自分の頭の中にある思考をとにかく書き出す、そこに論理がなくても、ぐちゃぐちゃでもとにかく書き出す技術。
多くの人は「きちんとしなければいけない」という思いが強すぎて、書くならキレイに書かなければいけないし、理路整然としていなければいけないと考えがち。
でも自分の役に立つ書く技術はそこではなかったりします。
Aゼミ online では、「ブレインダンプ」という紙に書き出す技術を紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
これを覚えてから、僕のカバンには常にA4用紙とボールペンが入っています。