【保存版】勉強がはかどるアイテムTOP4+番外編
この記事では,使うと勉強がはかどるアイテムをランキング形式で紹介します。
順位の基準は,今回紹介するアイテムを仮にすべて手放すとして,それでも買い直す優先順位でランキングしています。
番外編は,僕が使ったことがないけど評判がいいものを紹介しています。
番外編①:タイムロッキングコンテナ
番外編の1つめは「タイムロッキングコンテナ」です。
これはスマホ依存対策用のアイテムです。
この箱の中にスマホを入れて,タイマーをかけてロックします。
するとその時間中はそのロックが開かないのでスマホに触ることすらできないというものです。
現代人はスマホを1日に2,600回チェックしているというデータもありますし,自分がスマホを使っている時間の予想と実情は3時間くらいの差があるとも言われています。
要するに,対策をしないとずっとスマホを触っているということになりかねないのです。
タイムロッキングコンテナもいろんな種類があるので,気に入ったものを試していただければいいのですが,箱は透明じゃないほうがいいかもしれません。
透明なケースだとスマホが見えてしまうので,それだけでも集中力は削られてしまいます。
完璧なのは,タイムロッキングコンテナにスマホを入れたら家族に預けてしまうことです。
僕はそこまでスマホ依存ではないので,タイムロッキングコンテナは使ったことがないのですが,それでもスマホを視界から消す工夫はしています。
番外編②:パーソナルパーティション
番外編の2つめは「パーソナルパーティション」です。
集中するためには机周りは片づけてしまって邪魔なものが視界に入らないのが理想です。
ですが,そう簡単には片づけられないものもあるでしょう。
推しのポスターとか,ディスプレイしているものとか,そういうものをいちいち片づけていたら面倒です。
パーソナルパーティションを使えば,一瞬で勉強に邪魔なものが視界に入らない空間を作ることができます。
持ち運べるサイズもあるので,学校や図書館で使うこともできます。
どこでも一瞬で集中空間のできあがりです。
パーソナルパーティションとノイズキャンセリングヘッドホンを使ったらどこでも精神と時の部屋になりますよ。
4位:E-WIN スタンディングデスク
4位は「E-WIN スタンディングデスク」です。
簡単に言うと「立って勉強する机」です。
勉強は座ってするのが常識とされていますが,さまざまな研究から勉強は立ってやったほうがいいということがわかってきました。
テキサスA&M大学の実験によると,スタンディングデスクで授業を受けた小学生は作業の達成度が12%アップ。
これは1時間あたり7分間集中力が伸びた計算になるそうです。
また私語が減り,ディスカッションへの積極的な参加傾向が見られたそうです。
高校生を対象にした実験だと,24週間立って勉強をしたグループの大半の生徒は認知テストの成績がアップ。
脳の実行機能の改善したと言います。
さらにスタンディングデスクを使った生徒の脳を調べると,前頭葉の血流が上がっていました。
ようするに脳に血がめぐりやすくなったということです。
これは僕も効果を非常に実感していて,立って作業をすると余計なことをしなくなるんですよね。
座って仕事をするとかなりダラダラしてしまって,仕事があまり進んでいないということもしばしば。
しかし,立って仕事をするようになってからは,逆に時間が余るくらいになってます。
ただ実際問題,今ある学習机を処分してまでわざわざ買うのは気が引けると思います。
ではどうすれば良いのかというと,別にスタンディングデスクじゃなくても立って勉強ができればいいのです。
僕の場合は棚の上やタンスの上でやってます。
僕の胸の位置くらいの高さの棚やタンスがあるので,それらを使って仕事したり読書しています。
今回紹介した「E-WIN スタンディングデスク」はスタジオに置きたいと思い購入しました。
小さくて持ち運びもでき,使わないときはしまうこともできます。
また価格もそこまで高くないので導入しやすいです。
もし僕が十分なスペースがある部屋を持っていたら別のスタンディングデスクを買うと思いますが,とりあえず使ってみるという点では「E-WIN スタンディングデスク」はいいと思います。
同じ姿勢でいることが問題
ただ,最近では「立っているだけではダメ」というデータも出てきています。
どうやらよくないのは「同じ姿勢でいること」のようで,立って勉強していても同じ姿勢のまま動きが少なければ身体にはよくないかもしれないとのことです。
これを解決するためには「ステッパー」を使って勉強している人もいるようです。
僕はそこまではしてなく,立って作業しながら,考え事をするときはちょっと歩いてみたりして動きを出しています。
立って勉強できる環境がなくても,やはり定期的に立ち上がって動くというのは非常に大事なのです。
3位:タイムタイマー
3位は「タイムタイマー」です。
タイマーなのですが,もともとは時計が読めない子どもや発達に問題がある方向けに作られたみたいです。
視覚的に時間が経過しているのがわかるようになっていて,時間を区切る目的としてはとても使いやすいタイマーです。
昔は価格が高くて,デザインもダサいのしかなかったのですが,最近は安くなっており,デザインもオシャレなものがたくさんあります。
小さいので持ち運びもできますし,音を消すこともできるので学校の自習室や図書館で使っても周りに迷惑をかけません。
2位 Bose QuietComfort 45 Headphones(ノイズキャンセリングヘッドホン)
2位はBOSEのノイズキャンセリングヘッドホン「Bose QuietComfort 45 Headphones」です(以下,QC45)。
ノイズキャンセリング機能があるヘッドホンで,外部の騒音を一気に減らす効果があります。
音楽を聴くわけではなく,つけるだけで静かな環境が手に入ります。
自分の部屋が静かなら良いのですが,なかなか静かな環境で勉強ができない場合はこれを使うといいでしょう。
イヤホンタイプ(耳の中に入れるタイプ)とヘッドホンタイプ(耳を隠すタイプ)がありますが,ノイズキャンセリングの性能なら圧倒的に「ヘッドホンタイプ」がおすすめです。
BOSEをオススメしているのは,軽いからです。
ヘッドホン本体の重さが240g,他のメーカーのヘッドホンと比較してもかなり軽いです。
長時間使う場合は軽いほうが楽なので,僕の重量の優先順位は高めです。
重量にこだわらないのであれば,ノイズキャンセリングだったら何でもいいので気に入ったものを使ってみてください。
勉強中は音楽を聴かない
勉強中に音楽を聴くのはNGです。
よく「音楽を聴くとテンションが上がり勉強がはかどる」という人がいますが,あれは勘違いです。
テンションが上がるので勉強が進んだ感覚になるのですが,実際に生産性を計測してみるとまったくそんなことはないというデータがあります。
自然音を聴くのはアリ
ノイズキャンセリング機能がついたヘッドホンはちょっと高いので,もしかしたら買えないという人もいるでしょう。
普通のイヤホンしかない場合は,YouTubeやSpotifyなどで配信されている「自然音」を聴きましょう。
普通のイヤホンだったら外部の騒音は消えませんが,自然音を聴けば騒音はシャットアウトできます。
また自然音はストレスを軽減する効果もありますし,集中できる効果もあります。
僕はノイズキャンセリングヘッドホンで自然音を聴きながら読書をしています。
1位:A4用紙
堂々の1位は「A4用紙」です。
「なんで?」と思った人も多いでしょう。
使い道は以下のとおりです。
- 数学の途中の計算用
- アイビー・リー・メソッド:今日のやることリストを書き出す
- パーキングロット:急に思い出した用事などをメモっておく
- ブレインダンプ:検索練習するときに
A4用紙じゃなくても小さいメモ帳や付箋とかでもいいのですが,僕は使ってみてA4用紙が圧倒的によかったです。
大きいのでなくさないし,すぐに視界に入ります。
集中が切れたときにやることリストを見ると勉強に戻りやすくなります。
あと僕は貧乏性なので,メモ帳や付箋だと「使うのがもったいない」という心理が働き,遠慮なく使えないんですよね。
A4用紙だと安いし,プリントの裏面とかでもOKなので,何かを書くのに躊躇(ちゅうちょ)がありません。
迷ってる時点で集中できてないってことなので,遠慮なく書けて,捨てれるA4用紙がオススメです。
まとめ
今回紹介したアイテムをまとめておきます。
- 番外編①:タイムロッキングコンテナ
- 番外編②:パーソナルパーティション
- 4位:E-WIN スタンディングデスク
- 3位:タイムタイマー
- 2位:Bose QuietComfort 45 Headphones
- 1位:A4用紙
まずは自分の弱点を補うようなものを使ってみてください。
スマホをどうしても触ってしまう人はタイムロッキングコンテナを使うと解決すると思いますし,周りがうるさい場合はノイズキャンセリングヘッドホンを使ってみるといいと思います。
今自分がどんな問題を抱えているのかということを理解し,それをアイテムだけで解決できるならラッキーです。
自分が困ってることは何かということをちょっとだけ考えてみてください。