勉強法

【検索練習】成績が25%アップする最強の学習テクニックを解説

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ダンスと勉強の両立を目指すために,勉強の質を高める必要があります。

同じ時間をかけるなら,よりよい成果を出せる方法があるなら,その勉強法を使うべきです。

この記事では誰が使っても同じような効果があり,平均で10〜25%成績が上がる勉強法である「検索練習」について解説します。

この記事を読んで,ぜひ自分の日々の勉強に検索練習を取り入れてください。

検索練習は平均10〜25%成績を上げる効果がある

検索練習は現時点で「最強の学習テクニック」と言われており,実際の学校でもたくさんの調査が行われており,たくさんのデータがあります。

検索練習には以下のような特徴があります。

  • 教科書の再読,先生の授業を聞くなどの勉強法と比べて,平均で10〜25%成績を上げる効果がある
  • 幼稚園児から大人まで,あらゆる年齢の人に効果がある
  • どのジャンル(教科)の勉強にも効果がある

他にもメリットがたくさんあり,少しだけ紹介すると

  • 知識が長期的に頭に残る
  • 地頭がよくなる
  • プレッシャーにも強くなる

とデメリットを探すほうが難しい勉強法となっております。

時間がない学生ダンサーが勉強するなら,まずは検索練習をやるべきってことなんです。

検索練習の定義

検索練習の定義に関しては,様々な研究者がいくつか説明していますがおおむね以下のような定義です。

検索練習とは?

検索練習はスキルや知識を忘れかけたときに意図的に思い出すこと

ポイントは2つあると思います。

  1. 意図的に思い出す
  2. 忘れかけたときに行う

簡単に言うと,忘れかけたときに頑張って思い出すという勉強法なのです。

答えを写すだけの勉強とか,教科書を読むだけの勉強だとこの定義に当てはまらないので検索練習とはならず,学習効率は下がってしまうということです。

具体的な検索練習

ここでは割と簡単に実践できる検索練習をいくつか紹介します。

ブレインダンプ

ブレインダンプは検索練習の中でかなり手軽にできます(僕もよくやってます)。

ブレインダンプ自体は「思いついたことをすべて紙に書き出す」という方法です。

これを勉強に応用します。

  1. 教科書を読んだりしてインプットする
  2. インプットしたら「教科書に何が書いてあったのか」を思い出しながら紙に書き出す
  3. 書き出したら教科書を読み,書いたことが正しいか確認する

自分で問題をつくる

「自分で問題をつくる」というのも検索練習の1つです。

これも結局,自分の脳に負担をかけて行う作業なので,記憶に残りやすいのだとか。

とくにどうしても覚えられない内容とかを自分で問題化するといいと思います。

テスト

テストも検索練習の1つです。

テストでは答えを見ることができず,頭を使って一生懸命思い出そうとするので,実はとても勉強になっています。

ただ本番のテストはそこまで回数が多くはありません。

なので普段の勉強にテストの要素を組み込む必要があります。

小テストを頻繁にする授業はいい授業です。

フル活用してください。

問題集

問題集も検索練習の1つです。

むしろ勉強は問題集ファーストでやるといいでしょう。

まず問題集をやります(もちろん答えを見ずに)。

そして間違えた問題について,教科書などで勉強し,また同じ問題を解くということを繰り返すのです。

ちなみに勉強を習慣化するとき,問題集をやることを習慣にするといいでしょう。

単語カード

単語カードを使えば,どこでも勉強できるので便利です。

今ならアプリで同じような機能のものがあるので,アプリで単語カードを作るといいでしょう。

友達と問題を出し合う

友達と問題を出しあって答えあうのもいい検索練習になります。

しかもこれなら自分も友達も成績が上がります。

まとめ

今回は取り組みやすい検索練習をピックアップして紹介しました。

  • ブレインダンプ
  • 自分で問題を作る
  • テスト
  • 問題集
  • 単語カード
  • 友達と問題を出しあう

勉強をするならまずこれらから取り組んでみてください。

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参考文献

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ABOUT ME
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鳥取ダンススクールエルンフォ代表
2007年からダンスを教える仕事をしています。年間100冊以上の読書で得た知識をフル活用してダンスと勉強を両立する方法を体系的にまとめています。
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