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はじめまして。鳥取ダンススクールエルンフォ代表のanです。
このページではエルンフォの指導方針について,本音でお話していきたいと思います。
エルンフォの指導方針はanの価値観にもとづいています
ダンススクールにはいろんなタイプがあります。エルンフォは基本的には1人の人間が発足し,運営し,指導しています。
そのため,大手ダンススクールとは違い,代表個人の価値観や考え方が色濃く反映しています。
①ミスを推奨する
まず最初にお伝えしたいのは,エルンフォではミスをすることを恐れないように日々お伝えしています。
もしかしたらダンスを習ったことがない人からすれば,ダンスレッスンは「できないと怒られる」というイメージがあるかもしれません。
他のスクールではどうかわかりませんが,エルンフォでは「できない」という理由で怒ることはありません。
僕自身,ダンスを始めた当初は,教えられたことがまったくできない人間でした。できなくて悔しくて,自分で練習して少しずつ上手くなっていきました。
子どもたちやダンスが初めての人たちに教えてみると,最初からできる人はほとんどいません。そのときに僕が伝えているのは「今できないことは問題ありません。お家でゆっくり練習してみてください」ということです。
自分だけができないとどうしても恥ずかしいという感情が生まれてしまいますが,そこで諦めずに頑張って練習すれば必ず上達していきます。
「今できない」ということは「まだできない」ということであり,まったく恥ずかしいことではありません。むしろ最初まったくできなくて徐々に上手くなっていった人のほうが最終的に上手くなる傾向があります。
ミスを恐れず,思い切りダンスを楽しんで欲しいと思います。
②行動ファースト
2つ目にお伝えしたいことは,エルンフォでは実際に行動している人にチャンスを多く与えるということです。
発表会など踊る機会があるとき,休まずレッスンに来ている人の出番を多くしますし,外部から出演依頼がきたら,きちんと挨拶ができる人や遅刻しない人を優先します。
信頼関係は口約束ではなく,行動で築かれていきます。また行動している人はどんどん実力が伸びていきます。
出演者全員を公平に扱おうとして,全員をセンターに置こうとする先生もいますが,エルンフォでは今までしたことがありませんし,今後もする予定はありません。
生徒に行動を促すことは簡単なことではありませんが,指導者である僕自身があぐらをかかず,日々努力し行動し続けることでその背中を見せていきたいと思っています。
③主体性を重んじる
最後にお伝えしたいことは「主体性」についてです。
ダンスは習い事として非常に価値が高いと思います。またダンスに限らず,習い事は子どもたちに多様な刺激を与えるという意味でやったほうがいいことであることは確かです。
しかし,習い事を有意義なものにするためには大きな前提があります。「子ども本人がやりたいかどうか」です。
主体的な活動をしているときの脳の活動は,受け身でやらされているときの脳の活動に比べると活性レベルが圧倒的に違います。簡単に言うと「無理矢理やらせることはあまり身にならない」ということです。
僕自身も,本人がやりたくないのに「きちんとやりなさい」と注意するのは気が引けます。
エルンフォでは何かを強制することはほとんどありません。外部のイベントは有志で出演しますし,発表会でさえ強制ではありません。
もちろん最初は受け身でもだんだん主体的になっていくことはあります。ただ受け身という状態はいい状態ではないということは理解しておいてください。
指導方針
エルンフォの指導方針について本音でお話します。