考察

JACK OF ALL TRADE とか

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みんなそれぞれ好きなダンスのジャンルってあると思います。

で,割とよく相談を受けるのは「○○○だけを頑張りたいんです」という内容。

○○○にはダンスのジャンルが入ります。

「ロックだけ頑張りたい」「ヒップホップだけやりたい」「ワック以外やりたくない」という感じ。

 

LNFOだとフリーパスとかだと,みんないろんなジャンルを受けてくれて,だんだん好きなジャンルに絞られていく感じです。

僕的にそれは「全然アリ」です。

人間ってやってみて「ときめかないもの」って自分の人生に役に立たないそうですよ。

例えば,英語って「世間的に必要」とされているようですが,英語の教科書読んでときめかなかったから英語を一切しなかった人もいます。

それでも日本で10本の指に入るお金持ちになっていたり。

 

しかし,僕はちょっと変わっているのかもしれませんが,そうじゃないんですね。

好きで得意なジャンルはあるけど,他のジャンルもやりたいし,実際勉強もするタイプ。

なぜそんなことをしているのかを書いてみます。

 

◎「JACK OF ALL TRADE」という考えがあるから

「JACK OF ALL TRADE」とは,「何でも屋」という意味なのですが,「JACK」はトランプで言うと「11」のこと,つまり,「3番手」のことなんですね。

「何でも屋」というよりは「全てのことで3番手の位置にいる」という意味なんです。この考えが好きなんです。これが僕の人生のビジョンの1つなんです。

 

◎「同時進行」がいずれ爆発的に役に立つ事を知っているから

例えばロックとヒップホップとワックを同時進行で練習していったとします。最初のうちは,あまり関連性がないため,それぞれのジャンルの成長は遅いかもしれません。

しかし,何かのきっかけでこれらが「相乗効果」をもたらす事があります。

ダンスだけでなく,仕事や勉強でもそうです。途中で諦めた人にはたぶんわからない感覚だと思います。

 

◎「好きな事だけ」と言っている人は,経験上,90%は「辞めていく」,もしくは「全然上手くなってない」から

本当にたくさんの人の「○○○だけやりたい」を聞いてきましたが,それをまともに続けている人はほとんどいません。

「今まで先生に習っていたけど,自分の力だけでやっていきたいんです」

ダンス辞めた

「好きなジャンル以外を辞めて,その分の時間,好きなジャンルに充てる」

浮いた時間をバイトしたりしてるか,何もしてなかったり,単位落として勉強に追われていたり

10%くらいは本当に上手くなってますけどね。かなりストイックに練習とかしてましたよ。

で,僕はおそらく「なまけるタイプ」だと自分で自覚しています。

 

◎単純に「仕事だから」という考えもある

僕はロックが好きですけど,例えば,ロックだけしか勉強してこなかったら,ここまでLNFOは大きくなっていません。

だって,一番人が来ているのは「ヒップホップ」ですから。

 

◎単純に「ストリートダンス」というのが好きだから

ジャンル関係なくやっぱり好きですからね。やりたいというのが本音です。

ロック以外のジャンル見ても「かっこいいな」と思ってしまいます,やはり。

 

「1点突破するか」「リスクヘッジするか」はその人の性格とかによりますので,一概に言えません。僕ならこうするというのを示しました。

ただ「○○○だけやりたい」という考えは「楽したい」という考えに繋がる場合が多いように思います。そこをストイックにできるのであれば,1点突破でもいけるのではと思います。

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ABOUT ME
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鳥取ダンススクールエルンフォ代表
鳥取市でストリートダンスを教えています。
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