ハイジュニアクラスの子たちが伸びたなぁという話
エルンフォでは木曜18時20分から小学4〜6年生対象のクラスがあります。名称は「ハイジュニアクラス」です。
今のメンバーでスタートしてから1年経とうとしていますが,みんな上手くなったなぁと思います。
理由はいくつかあると思いますが,1番大きな理由は「自分の実力に合ったクラスだった」ということだと思います。
とくに4年生。もし進級するときにハイジュニアクラスじゃなくヒップホップ1に入ってたらたぶんここまで伸びてなかったと思います。
ハイジュニアクラスとヒップホップ1,たぶん内容としてはそこまで変わらないと思いますが,ヒップホップ1は年齢の幅も大きいし,実力の幅も大きいです。教える側としてもどこに照準を合わせるのかがなかなか難しいところ。
ただハイジュニアクラスだったら実力差はあるけど,年齢差がそこまでないし,学校の感覚で教えることができるのでやりやすかったです。
僕の教え方として「ミスに注目する」レッスンをしました。シンプルですが,できてないところをできるまでやった。それもじっくりゆっくり。これがたぶん良かった。ヒップホップ1だったらここまでじっくりできてないかもしれません。
1番年長の璃音ちゃんはヒップホップ1でもヒップホップ2でもついてこれる実力ですが,ずっとハイジュニアクラスにもいてくれました。これもかなり良かったです。本人にとっても,他のメンバーにとってもすごくメリットがあったと思います。
他のメンバーにとっては,上手いお手本が同じクラスにいて,教えてもらえることはメリットです。
また璃音ちゃんにとってもメリットがあります。小さいクラスの中でも,リーダー的な立場に立っていた経験は将来必ず役に立ちます。
やはり多くの人が「自分は平均よりも上」というバイアスを持っています。それにより自分の実力に明らかに合っていないレベルのクラスに参加して,ついてこれずモチベーションが下がっていることがたくさんあります。
クラスにもついてこれないし,そのクラス内で上の立場になるのも難しいと,良い経験が得られないんですよね。
単純にレベルが高いクラス,有名な先生のクラスを受けるだけでは上手くならないんですよね。
できればですが,ハイジュニアクラスの生徒は,6年生の発表会くらいまでは続けてみると,自信がつくかもしれませんね。