もし僕が受験生に戻ったら夏休みはどう過ごすか
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「Aゼミ online」では、効果がある練習と効果がない練習の話をよくしているのですが、ほとんどの人は効果がある練習ができません。
その理由は、効果がある練習についての知識がないということと、あっても素直さがないから実践して腹落ちするまでいかないからです。
ようするにほとんどの人が、知識という面で同じレベルの土俵で戦っており、ということは生まれ持った才能やセンスとかで勝負しているという状況になります。
学校の部活なんかはほとんどそうで、顧問の先生も専門家ではないし、努力や根性、物量だけの練習に堪えられた人とそれで上手くなってしまう習得が早い人が「スター」となってしまう世界です。
この状況を、指導者として変えられるかなとずっと試行錯誤してきましたけど、まあ非常に難しいですね。
やっぱり僕が見えている世界と、生徒が見ている世界が違うというのがかなり大きい。こちらが一生懸命伝えても、かけているメガネが違うから、その場でうんうんと頷いている人でも実際に行動が変わることはほぼないと言えます。
効果がある練習をすれば、とくに若いころにそれができるようになれば圧倒的に上達するのに、それができないから、ダンスも他のスポーツも、生まれ持った才能やセンスというガチャで勝負しないといけなくなるんですよね。正しい知識があればそのガチャで人生が決まる世界から抜け出せるのに。
まあ人に教えるというのは長期戦だということを覚悟しないといけないと改めて思わされました。どんなに伝える努力をしても実際に行動するまで変化するのは時間がかかります。だからこそ知識をネット上に保管しておくという意味で「Aゼミ online」もやっています。