もう1人の僕を見つける
今年の5月から毎週金曜日に「セッション練習会」というのを開催しています。
みんなで自由に踊りあうことを目的とした練習会です。
やり始めて2ヶ月半くらいたつのですが,まだ誰も参加がありません。
(ファイファがたまに来るけど)
参加者がゼロなのはいくつか原因があります。
・日程が良くない
・料金のシステムが良くない
・告知量が少ない
個人的には「料金システムが良くない」というのが1番の原因ではないかと思っています。
どんな料金システムかというと,月額制にしているということです。
練習会に参加するには,オープンスタジオの会員になる必要があります。
簡単に言うと,単発払いではなく,月謝制の練習会ということ。
4回参加できたら1回あたり324円になりますが,1回しか参加できなかったら1回が1,299円になります。
これをもっと参加しやすい形,例えば1回500円とかにすると,おそらく参加者は増えるでしょう。
もしくは学生が参加できるように土日にするとか。
でもこれを,まずはあえてやらずに人を集めてみようと考えています。
どんな人をメインターゲットにしているのか
僕がこの練習会を開催するにあたり,「どんな人に来て欲しいのか」という思いがあります。
それは「ダンスの優先順位が高い人」です。
「ダンスが好き」って具体的にはどういうことなのか,ということを考えたときに「自分の人生の中でダンスの優先順位が高いってこと」だと考えました。
そして,ダンスの優先順位が高いってどういうことって考えたときに「自分のリソース(資源,ここでは時間とお金)」を1番ダンスに使っていることだなと思ったんです。
鳥取市で自分のリソースをダンスに1番使ってるのは誰だろうって思ったときに,もしかしたら「僕」なのかと思いました。
(あくまで仮定ですが,そこまで大きくは外れてないでしょう)
そうなんです。
このセッション練習会の目的は,鳥取市に僕と同じくらいダンスの優先順位が高い人を探すことが目的でもあるのです。
簡単に言うと「僕」をもう1人見つけるというイメージ。
ターゲットを探し当てるには
もし僕なら,この練習会があったら参加してたと思うんです。
月額1,299円は高くないし,クレジットカードでサブスク登録したら,毎回支払う必要もないですし。
それで週に1回スタジオを使って思いきり踊る練習ができるのは素晴らしいことです。
またオープンスタジオなので,空いてる時間は自主練もできます。
これで月額1,299円は安い。
僕なら絶対に利用すると思うんです。
これを1回500円とかにするとどうでしょうか。
シンプルなので,理解できる人も増えると思います。
そうなると利用者は増えるでしょう。
でもハードルが下がると,ダンスの優先順位がそこまで高くない人が来てしまうことも予想されます。
そこからダンスの優先順位が上がる人もいるという考えもありますが,「まずは」1人,もう1人の僕を探したいなというがあるのです。
目標は1ヶ月に1人
この練習会という企画の目標は「1ヶ月に1人新規が来る」です。
「この練習会に人が集まらなければ,エルンフォは終わる」とかだったら,この目標も,このやり方もダメでしょう。
ですが,仮にこの練習会に1人も集まらなくても,僕に大きなダメージはありません。
(メリットが享受できないという意味ではデメリットですが)
この小さな企画を通して,いろいろなテストもできるので,しばらくはこの方針でやっていきます。
この目標が達成できなかったときに,またいろいろと考えたいと思います。
自分と同じ優先順位の人がいないのは寂しい
僕の周りにはたくさんの人間がいますが,一緒に練習できる仲間がいないというのはとても寂しいことです。
「僕が1番」ということではなく,「僕と同じ」人が1人でもいたらもっと楽しいだろうなって思っています。
今回の練習会は,その人を見つけるための「エサ」だと言ってもいいかもしれません(笑)
とある有名なダンサーが「自分と練習できる相手が欲しいから弟子を育てた」と言っていました。
僕はその方ほど有名ではないですが,今なら気持ちが少しわかるなと思っています。
まとめ
今回の記事は,ちょっといろいろとヒントを出しすぎたかもしれません。
見る人が見れば「めっちゃ参考になる」という話だと思います。
いろんな戦略を張り巡らせ,それをテストする機会を作っています。
ただそれのコアな目標は「もう1人の僕を見つける」ということ。
何ヶ月かして,練習会のシステムが変わっていたら察してください(笑)