天才と凡人の違い
「天才」「センスがある」とかいう話はみんながけっこう好きな話題のようです。
ほとんどの場合,実力の差ができるのは「努力の差」です。
やってない人は,「自分には才能があるのか,ないのか」ということを議論する段階ですらありません。
ですが,同じ努力をしても,結果に差が出る場合があります。これはどういうことなのでしょうか?
この答えが僕なりに出てるのでシェアしたいと思います。
まず始めに,「天才」と「凡人」と書きますが,単純な「二元論」ではないということです。
仮に天才指数というものがあるとして,天才が100,凡人が0だとしましょう。
この世の中には100か0かの人だけがいるわけではありません。
70くらいの人もいるだろうし,5くらいの人もいるわけです。
仮に0〜100までだとすれば,誰しもがどこかに分布しているという考えが前提にあります。
で,本題で,結論から言うと,天才というのは「成果が出る思考や行動を無意識に,自然とやっている」ということだと思うわけです。
例えば,僕が1年くらい前から言っている「ドローイン」という身体の使い方。
僕自身はトレーナーの方に教えてもらったのですが,トップアスリート,オリンピックとかの選手は,こういうことを「教えられる前から」「自然と」やってることが多いのだそうです。
トレーナーが説明すると「あぁ,これのこと?」みたいな感じなんだとか。
ここで天才と凡人との1つ,具体的な差が明確になりますよね。
教えられていない状態でも,ドローインができているのと,できていないのと。
なぜ,天才が教わらずに成果に直結することができるのか。正直なところ,それはわかりませんし,議論しても意味がないことだと思います。
それよりも単純に,「凡人でもそれを習得すれば良い」という結論になります。
天才と凡人には,思考の差もあります。
「これぐらいの成果が欲しい場合は,これくらいの努力が必要だろう」という努力の差がまず明らかに違います。
天才はその見積もりが正確ですし,凡人はかなり低く見積もり,成果が出ません。
じゃあ凡人はその見積もるセンスを磨けば良いだけです。
凡人でも「天才と同じ状態になれば良い」のであり,それは可能なのです。
「あの子はセンスが良いから」と,羨むのはやめて,「何が違うんだろうか?」「どうやったら近づけるのだろうか?」という思考に切り替えていきたいものです。
(ただ実際はその思考の切替ができる時点で,天才指数が高めの人なのかもしれないですが…)