「貧困である」という状況が生み出すもの
なぜ貧困に陥ると間違った決断をしてしまうのか?そこには避けられない心理的要因があった – グノシー
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リンク切れをおこしていたらいけないので,要点だけ書き出しますと
▲貧しさが経済的に間違った意思決定を招く(貧困と誤った判断には一定の関連がある)。
▲貧困であるという状況が人々のIQ値を13ポイント減少させている。
お金持ちの人なら,この感覚はわかると思います。お金持ちの人と我々一般の人とでは「思考が正反対」なことが多く見られます。
で,例えばお金持ちから「どういう生活をしているのか」「そうやったらお金持ちになれるのか」ということを聞いても,おそらく理解できず「そんなわけない」とか思うのが我々一般人。
仮に「わかるわ〜」とか言ってても,素直に実行できないのが一般人。
これってお金に限ったことではありません。例えば「ダイエット」の話。
太っている人と,ダイエットの専門知識を持っている人の思考はほぼ正反対です。
ダイエットの王道は「消費カロリー > 摂取カロリー」となることで,具体的には「適度な運動と適切な食事」が必要となってきます。
でも太っている人って,それを聞いても,これくらいの理屈はわかるはずなのに,実行しません。怪しげなサプリメントとかに手を出してしまいます。
「痩せるサプリメント飲んでるんですよ〜」とか言ってるので「どれくらい飲んでるの?」とか聞くと「1年くらい」とか平気で言います。効いてねーじゃねーか。
サプリメントだと3ヶ月飲んでみて効果なければ,「効果がない」と判断して良いです。1年飲んで変わってないのに,それが「効果がある」と思ってしまっているということは,判断力が相当低いと思われても仕方がありません。
太っている人は「適度な運動と適切な食事」を「やりたくない」のでしょう。だからそこに向き合わず,楽な方法に逃げる。
今までの人生でそういう楽な方法に逃げてきたからこそ,太っているあなたがいる,と言い換えても良いかもしれません。
「テレビでこんなダイエット方法やってた〜」とかが口癖で,それでも一切実行しない,でもやたらと詳しい「ノウハウコレクター」になっています。
ダンスが上手い人と下手な人の思考も似たような感じです。下手な人ほど「やってない」です。
先生が落とし穴に看板を立ててくれているのに,無視して穴に落ちている人,それが上記の「貧困である」人の特徴だと思います。
上手い人は,看板を読んで,穴を避けて進みます。だから上手くなる。結果,下手な人と上手い人とはどんどん差が生まれてきます。
これが「格差社会」の正体だと思います(おおげさw)。
で,この格差はこれからもなくなりません。できるのは「貧困である」という状況から抜け出して「格差の上の方」に自分が入るだけです。
それには思考を徐々に変えていくのではなく,カイロプラクティックのように「矯正」する必要があります。