成績が上がる生徒の特徴

ある元塾講師の話。

成績が早く上がる生徒の特徴を上げるとすれば，買った問題集を「繰り返し解けない問題がなくなるまでやりきる」，1つの問題集をやりこむ生徒が成績が上がると聞きました。

そして，何冊も問題集を買って、１回ずつだけやる子は成績なかなか上がりません，とのことです。

まあ，教える立場からすれば当たり前の話なんですけどね。

ダンスも一緒ですね。1つの問題集をじっくりとやりこむタイプの練習の仕方をしている子と，何冊もの問題集に手を付けてる子，伸び方全然違います。

ダンスの世界では「何冊もの問題集に手を付けたい子」がたくさんいるんですね。でもそれで上手くなった子をみたことないです。「上手くなったなぁ」と感じることもないです。

ずっと言ってますけど，真新しいことをしたがるのはわかるけど，それが上手くなることにつながることは少ないです。

みんながやりたいと思っていることと，上手くなることはほぼ一致しません。

もちろんやりたいことをやるのが悪いとは言いません。それがその子にとっての幸せなのですから。でも上手くなる確率はきわめて低いです。

「好きなことをやれば道はひらけるよ」と言ってる人もいますけど，けっこう無責任な発言ですね。実は正しい発言ですが，もう一言付け加えてあげないと勘違いする人が続出です。

青央ちゃんは，同じ絵本や同じDVDとか何度も何度もひたすら観ます。それを観てて，「子供って本能的に成長する方法を知ってるんだな」と思います。

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鳥取ダンススクールエルンフォ代表

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鳥取市でストリートダンスを教えています。