考察

「まなまる」というピアノYouTuberがすごい

最近SNSでこの動画を発見しました。

 

曲的にわかりやすいのはこっちかも。

 

なぜか強烈にインパクトに残ってまなまるさんのYouTubeの他の動画も観させていただいたのですが,こっちの動画が衝撃的でした。

まなまるさんは天才か?

皆さんはまなまるさんの動画を観てどんな感想を抱いたでしょうか?

「天才や…」と思った人が多いかもしれません。しかし,僕はまったく逆の感想を抱きました。

 

「この人いったいどれだけ練習しとんねん…」

 

最初の「うっせぇわ」の動画を観たときは普通に「おもしろい!」と思ったのですが,YouTubeライブで即興でリクエストに答えていくという動画を観て,まなまるさんのバックグラウンドを想像してしまいました。

僕としては,才能とかセンスというものは信じていない(正確にはあると思うけど重要ではない)です。まなまるさんは僕が考える「成長」とか「戦略」の理想形ともいえる人物でした。

まなまるさんは何をしているのか?

まなまるさんのYouTubeの戦略を考察すると「ピアノ×モノマネ」です。そのスキルのかけあわせで,トレンドに乗った動画を投稿し続けているということです。

まあここまでは多くの売れているYouTuberもやっていることだし,これからのビジネスに必須の考え方です。

 

で,これがYouTubeライブになると,「即興」という要素が入り,「リクエストに答える」という要素が入り,「コメントを拾い,おもしろおかしく答える」という要素が入ります。

これ1つ1つをスキルと捉えると,5〜6のスキルを同時に走らせているということです(もしかしたらもっとかも)。

これはダンスで例えると,ダンスバトルですね。自分が用意していない曲で,自分のスキルをもって,相手に応えながら踊る。

 

この複数の同時を同時に走らせる様を観て,多くの人は「天才」と評価するかもしれません。もちろんそれもあるかもしれません。

しかし,僕はまなまるさんがピアノにもしっかりと取り組み,モノマネもしっかり練習し,トークスキルや替え歌の1つ1つもしっかりと練習し,研究してきたというのが見えてくる気がします。

なんか既視感があると思ったら「嘉門達夫さん」でした。実際,まなまるさんは「いつか共演したい」と言っているくらい嘉門達夫さんが好きみたいです。

 

この1つ1つのスキルをしっかりと成熟させていき,それらがいつかミックスされ,今の形になっていると思います。

僕にはあの20〜60分のライブパフォーマンスの中から,めちゃめちゃ多くの細かく分解されたスキルを観ることができます。

創造性は1つのしっかりとしたスキルから生まれる

ここまでクリエイティブなパフォーマンスを見せられると,思考が停止し「天才」で片付けてしまいそうですが,僕はクリエイティブ,ようするに創造的なパフォーマンスって,しっかりと裏付けされたスキルから生まれると思っています。

よく「機械的に反復して練習しても機械みたいな踊りになる」と言われたことがある人もいるかもしれません。その考えは間違っています。

確かにある時点までは機械的な踊りになるかもしれませんが,そこから自分で考え,自分の踊りをしていけば良いのです。

質が高い練習を反復すると,動きが「自動化」します。そして自動化すると,脳にスペースができるのでいろいろなことを考えられるようになります。そこで考えていけば良いのです。

「何かができるようになったら飽きてそれ以上成長しない」のは結局は自分が持っているものへの理解と解釈が弱いからです。そしていつまでも「他人依存」の思考です。

しっかりと自動化していないパフォーマンスなんか見せられても正直感動もしないし,上手いとも思えません。自動化した動きを「どう使うか」ということがはるかに大事だからです。

まとめ

最近「練習」関係の本を大量に読んでいるので,ちょうどそれらもリンクして,ナイスなタイミングでまなまるさんと出会えました。これからも動画が楽しみです。飽きるまではがっつり観ていきます。

自分のダンスにもたくさん参考になる部分があり,本当にテンションがあがりました。

エルンフォからも,ダンスを全体的にぼんやりと楽しむことから脱却して,1つ1つのスキルにこだわりが見えるダンサーが生まれてくることを期待していますし,そういうダンサーを1人でも育てていきたいと思います。

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