我が子にこういう人になって欲しい5つの教え
娘が卒園しました。
早いな〜この前生まれてきたばっかりだと思ってたのに。
幼稚園の先生には感謝でいっぱいです。
いろいろな経験をさせていただいてありがとうございました。
4月からは小学生になるわけですが、僕としてはとくに何も心配していません。
何かあっても一緒に考えて乗り越えていけると思っています。
僕には自分の子供に「こうなって欲しいな」っていうのがあります。
それを強制するというわけではなく、自分が我が子と関わるときにそういうふうに僕自身も行動していくというガイドラインみたいなものです。
もちろん健康に育ってくれればそれでよいのですが、どうせ健康ならもっと楽しく人生を謳歌して欲しいと思っています。
僕なりに人生を楽しむということをこれからもゆっくり伝えていけたらと思いますが、今回はそのことについてまとめてみたいと思います。
あいさつができる人になってほしい
まず最初に「あいさつができる人になってほしい」ということです。
人生を楽しく生きるためにはあいさつは必要です。
というか、あいさつができるメリットが大きいし、あいさつができないデメリットがでかすぎるからというのもあります。
僕もこういう仕事をしているものとして、わりと指導者の話を聞くことが多いですが、やはりあいさつができない人はかなりの確率で嫌われてしまいます。
シンプルに嫌われると、話しかけられなくもなるし、選ばれなくなるし、最初にはじかれたりもします。
また逆にあいさつを自分からできると、その場を自分がリードすることにもつながり、まあいろいろと有利なんですよね。
うちの娘もまだまだ完璧ではないですが、さいわい大人たちから好かれているのはきちんとあいさつができることが原因の1つだと思っています。
自分の頭で考える人になってほしい
これは自分も反省しなくてはいけないのですが、普通に生きていると情報はすべて受け身の状態で入ってきます。
その入ってきた情報をまったく疑うこともなく、それを自分なりに加工することもなく過ごしてしまうことがほとんど。
でも本当はその情報を疑い、自分なりに考えることがとても重要なのです。
ただこの自分の頭で考えるということをさせてもらえず、大人が口出しし、子供が考えることを阻む大人が多いですよね。
なので僕はできるだけ、口うるさく口出しをしないようにしています。
そして、一緒に考えたり、考えさせたりするようにしています。
自分で選べる人になってほしい
子供が小さいときって、どうしても親がいろんなことを決めたりしてしまいます。
習い事とかも親が決めて、子供はそこまでしたくないのにさせているご家庭も多いでしょう。
しかし、やはり自分で決めてないことはモチベーションは続かないわけです。
親の感覚で「この子運動できないから何か運動系の習い事させよう」なんて正直大きなお世話で、それなら子供と一緒に公園で遊んでたほうが何倍もマシです。
子供がやりたいと言ったことはできるだけさせてあげるような経済力をもち、やりたくないことを無理やりやらせない親になりたいと思っています。
自分で決断できる人になってほしい
「自分で選ぶ」とどう違うのかと思われるかもしれませんが、簡単に言うと「自分で決める力をもち、その結果について責任を持てるようになってほしい」ということです。
世の中には自分で決断をせず、他人に決断をゆだねる人が多いです。
そしてそれについて文句を言います。
自分では何も決めてこなかったくせに。
そしてそういう人たちはなんというか「できない」人が多いです。
人間の成長は「自分で決断し、その結果を自分で受け止め、反省する」ところまでがセットなわけです。
これを経験している人としていない人では能力がぜんぜん違うのです。
小さいころは娘の決断をサポートし、失敗したら一緒に落ち込んであげて、一緒に考えてあげれるようになりたいなと思います。
自分の大切な人を大切にできる人になってほしい
僕もたまに「大人なんだから」といわれ、さも大人であるかのように振る舞うことを強制されることもありますが、その多くは「嫌いな人にもきちんと振る舞う」ということ。
でも僕は大人だからこそ、嫌いな人は近づかないでもらったほうがいいと思っています。
もうそこまで長くない人生で嫌いな人を相手にしている時間はないはずです。
おそらく学校教育は「みんな仲良く」という教育をするのでしょうが、僕は「自分の大切な人を大切に」です。
八方美人に、自分のことを大切にしてくれない人とまで仲良くする必要はありません。
自分の大切な人、自分のことを大切にしてくれる人を大切に、たとえその人たちが間違いを犯したとしても寄り添える人間になって欲しいと思います。
まとめ
全部で5つの教えになりましたが、まとめると「自分の人生の主導権は自分で握っていて欲しい」ということです。
他人の人生を生きることなく、自分の人生を生きる。
僕はこれが幸せの定義だと思っています。
そして我が子には幸せになって欲しい。
でもこれを「言い聞かせる」だけではダメなんですよ。
僕が自分の人生を生き、その楽しそうな背中を子供に見せるのです。
それが僕の仕事です。