自分と同じルールで生きている人が好き
以前,良し悪しで考えずに好き嫌いで考えてますよって記事を書いたのですが,それ関連のブログです。
基本的に人間っていうのは「目的が同じ」で仲良くなるのではなく,「手段が同じ」で仲良くなる生き物です。
よく例に出されるのは「ヴィーガン」と「ベジタリアン」の話。
ベジタリアンの縛りをもっと厳しくしたのがヴィーガンだと思っていただければ良いのですが,ヴィーガンとベジタリアンって仲が悪いのだそうです。
ベジタリアンは肉や魚を食べないのですが,ヴィーガンはそれに加えて乳製品や卵も食べません。
どちらも「お肉を食べない」「動物を大切にしている」という点では同じなのですが,そこにいたるプロセスが違います。
それがお互いが気にくわないみたいです。
これを聞いて「確かにそうかもな」って思いました。
例えばダンスでも,僕はめっちゃ頑張ってる人が好きです。
自分の人生で,ダンスの優先順位が高い人,上手くなるためなら時間もお金も惜しまない人,周りの友達が全員やめてもダンスを続けられる人が好きです。
ただ,こういう心構えなら,別にダンスが目的じゃなくても好きです。
それが勉強でも良いし,他のスポーツでも良いです。
家族のことが大好きなら,家族のためなら時間もお金も惜しまない,子どもをしっかりと育てる心構えで勉強する人なんか好きです。
目的がダンスじゃなくても,その人が目指しているものにたいして,優先順位が高く,時間もお金も惜しまず,誰が何と言おうとその信念を崩さない人が好きです。
で,これを語るのに「なんか良い表現ないかな」って考えてました。
今ピンと来てるのは「自分と同じルールで生きている人が好き」っていう表現です。
完璧に自分と同じルールでなくても,近ければ近いほど,それがダンスではなく,勉強だろうが,他のスポーツだろうが,好きになるんだなって思います。
僕がエルンフォを続けているのは,僕と同じルールで生きている人を探す旅なのでしょう。