Jack of all trades という考え方
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LNFO private
今のエルンフォのウェブサイトは,プロにお願いして作っていただいたものですが,それまでは自分で作っていました。
ウェブサイトの作り方は大学1年の講義で習った気がします。ただ僕のウェブサイトの作成技術はそのときに身に付いたものではないです。
大学を卒業して,将来ダンススクールをつくることを見据えて,自分でいろいろ調べて試行錯誤して技術を身に付けました。
その当時はプロの方にも褒めてもらったくらい完成度は高めでした。
自分が教える仕事をしていて,こんなことを言うのもなんですけど,本当に技術が身になるのは「習ったとき」ではないんですね。
本当に身になるのは「自分から勉強したとき」なんですね。
今まで上手くなってきた人の傾向を考えると,レッスンには当然来てるのですが,それ以上に「自分で練習したり勉強したりしてた」人でした。
自宅でも練習したり,他の人のワークショップ行ってみたり,YouTubeで動画を漁ってみたり。
僕はこれのことを「探している人」と表現します。
ようするに自分に足りないことだったり,これ以上上手くなる方法だったりを探している人。
探しているということは,自分に何が足りないのかというのを理解しているということ,少なくとも「何かが足りない」と自覚しているということだと思います。
その感覚がなければ,レッスンを受けても,ワークショップを受けても,YouTubeみてもたいして意味がないと思います。
僕がずっと主張しているのは「受け身だと上手くなれない」ということです。
スポーツ漫画とか読んでみてください。受け身の主人公なんていないですから。
みんな自分の問題と向き合い,それを解決することに苦悩しています。
ぜひ皆さんもダンス漫画の主人公になってみてください。