初心者と中級者と上級者
このネタをご存知でしょうか?
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USBの外し方
情弱:そのまま抜く
中級者:ハードウェアの安全な取り外し
情強:そのまま抜く
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※情弱=情報弱者
※情強=情報強者
あんまりパソコンに詳しくなくて,USBと言ってもピンと来ない方はこちら
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クレジットカード
初心者:使う
中級者:使わない
上級者:使う
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クレジットカードって,持ったら便利でついつい高い買い物とかしがちです(初心者)。
で,あとから請求が来てひいひいなるという。
そして,結論が「使わない方が良い」となっていきます(中級者)。
しかし,ポイントとかつきますし,上手く使えたらクレジットカードはお得なんです。
なので,上級者は「上手く」使います。
さて,上記2つの話で,共通していること。
それは「初心者と上級者がやっていることは同じ」ということです。
ただし,その行動に至った「思考」は全然違っていたりします。
USBの話は,初心者は「正しい方法を知らなかった」。
上級者は「正しい方法を知っているがその方法じゃなくても大丈夫と知っていてやっている」。
クレジットカードの話は,初心者は「クレジットカードの便利さを目の当たりにし,計画なしに使っている」。
上級者は「クレジットカードのメリットもデメリットも理解していて,それらを上手く管理しながら使っている」。
このように「中身」は違うけど,「実際にやってること」は同じなんです。
それってダンスにも言えて,例えば,上級者のダンサーが言うアドバイスって意外と「シンプル」だったりします。
「そんなの知ってるよ」と中級者の人は思ってしまいます。
その中級者,ダンス初めて数年の人たちが一番話が通じにくいと感じています。伸びにくいんですよね。
僕もけっこう簡単なことを言うことの方が多いんです。王道というか,当たり前のことというか。
結局それが本質だと思うからなんです。
でもその簡単なことって,中級者からすれば「それ前も聞いたな〜」とか「そんなんできてるし」ということなんですよね。
そこのギャップがあると,伸びにくいなと感じています。
まあ出来てないから言うてるんですけどね…
中級者と上級者の間には大きな壁があるんですね〜
もちろん叩き続ければいつかは壊れますが,叩くのを辞めたりすると壊れないわけです。
叩くのを辞めるパターンは,単純にダンスを辞めちゃうか,違う道はないかなと探しに行くことだったりします。
僕は叩き続けたと思います。まだ壁たくさんるから叩き続けますけど。