考察

自立しているかどうか

7月18日と19日にはチーム編成のオーディションしますので,興味がある方は挑戦してください。

全員が受かるか分かりませんが,受けてみて,落ちてみないとわからないこともあります。

 

さて,オーディションについて,こんな質問を頂きました。

「どんなことするんですか?」

当然,これには答える事ができないので,

「先生は教えれないけど,オーディション受けた事がある人に聞いてみたらいいよ」

と答えました。

 

で,その子はうなずき,さっそく受けた事がある子に聞いてました。

その会話が聞こえてきました。

「なあなあ,前のオーディションって受けた?」

「オーディション?」

「えーとな,実力審査会のこと。」

「…わからん」

 

僕は一瞬「え?」って思いました。

この「わからん」って答えた子,オーディション受けてるんです。で,レポートとかも既に手渡し済。

 

全然笑い話にできるレベルの話ですが,ちょっと深く考えてみると,この子ってもしかしてオーディションとか実力審査会とかってわからずにあの場にいたのでしょうか?

で,どうやったらそんなふうになるのか,と考えると,親が「受けときなさい」とか言って受けさせたのかな?と思いました。

申込み用紙を見てみると,明らかに子供の字ではなかったので,これも親が書いたのでしょう。

 

思ったのが,この子は「自立のレベル」が低いな,ということです。

心の底から自分が望んで今の場所にいるのではなく,成り行きで今の場所にいる状態。

自分からダンスが上手くなりたいという意思が弱く,誰かに上手くしてもらおう,ここにいれば無難にことが進むだろう,という思考。

 

最近読んだ本で,人間の行動面のあり方,目標について,次のように書いてありました。

(1)自立すること

(2)社会と調和して暮らせること

この2つは非常に簡潔ですが,非常に核心をついていると思います。

 

これを読んでから「自立」という観点で人を見てみると「なるほどな」と思う事がけっこうあります。

自立している子というのは,自分の意思があり,それを親に手伝ってもらっている状態です。

逆に自立していない子というのは,自分の意思が弱く,自分の身の回りの世話を親にやらせている状態です。

 

自立してる子の特徴を,僕の経験から具体的あげると

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・あいさつ,敬語などきちんとできる。

・お金の支払などを忘れないし,自分でできる。両手でお金を渡せるし,「よろしくお願いします」と言える。

・自分が受けるレッスンが何時からか,何のクラスか,お金がいくらかかってるのか,を把握している。チケットの管理も自分でできる。

・受付に置いてあるプリントなどを自分で確認し,持って帰ることができる。

・レッスンに集中している。始まるまでに準備できてるし,途中でトイレにいったりしない。

・指示があったらすぐ動ける。例えば「もうちょっと前に来て」と言われれば,すぐに移動できる。

・人が踊っているときもビデオを録ったり,よく観察したりしているし,人の踊りに対して拍手ができる。
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逆に自立していない子の特徴。

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・あいさつがテキトー。敬語もイマイチ。

・お金の支払いをよく忘れる。いつも親が払いに来る。片手でお金を渡したり,何回チケットが欲しいかも言えない。チケットをよく忘れて帰る。

・自分の受けるレッスンが何時からか,何のクラスか,お金がいくらかかっているのか,を把握していない。チケットの管理を親がしている。

・こちらから促さない限り,プリントなど取って帰れない。

・レッスン中によそ見だったり手遊びが多い。レッスンが始まってから靴を履きだす。休憩の度にトイレにいく。

・指示をしても,ぼーっとしている。

・人が踊っているときに誰かに話しかけてるし,外を見てたりする。拍手もできない。
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まあもちろん必ずこの通りにしなければいけないわけではないのですが,自立できてるなって思える子は,自立してる子の特徴をいくつか持っています(全部持ってる子はほとんどいない)。

逆に,おもしろいのが,自立してないなって子は,自立してない子の特徴のほとんどがあてはまります。

 

自立している子は,自分の目標に何が必要なのかってことが,おぼろげながら理解しているのかなと思います。だから当たり前のことは当たり前にできる。結果,やはり上手くなります。

対して,自立していない子は,自分の意思が弱いし,今までテキトーだったけど,大きな失敗もすることなく生きてこれたし,イベントにも出れたし,って考えてる子が多い印象です。結果,上手くなるのがけっこう遅いです。

今より,より良く生きようとするか,無難に生きようとするか,その違いです。

 

お子様の自立のレベルをちょっと確認してみてください。

もちろん年齢によって,できなくても良い事もあります。

例えば,学生はお金は親が払えば良いと思いますが,社会人になって,親に払ってもらってると引くでしょ?それくらい当たり前の基準でOKです。

キッズとかジュニアなら,準備は自分でできなきゃだめだと思うし,靴も自分で履けないといけない,トイレも自分でいけないといけない。

10歳くらいになったら,さすがに敬語使えないとまずいと思うし,自分がやってるダンスはどんなジャンルで,何時から何時まであるとか,月謝はいくらだとか,把握する必要はあると思います。

 

自立してる子って,自分の人生を生きてるんですよ。でも自立していない子っていうのは,他人の人生を生きてるんです。他人が自分をどうにかしてくれないと生きれないんです。

大人になっても勝手に自立はしませんよ。表面的には自立してても,本当の意味で自立している大人もほとんどいませんから。

 

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