「最初から上手くいかない」という前提があると人生はもっと楽になる
僕は今習慣にしようとしていることが3つあって,始めてからもうすぐ1ヶ月たちます。
○×で記録しているので,機会があれば公開しようと思います。
ちなみに余談ですが,「習慣化には3週間(21日)かかる」という説が広まっていますが,あれは絶対的な指標ではありません。その数値が導き出されたケースはかなり限定的なので,一般的には通用しない説です。
今,1番有力な説は「18〜254日という振幅があり,平均で66日」というものです。
まあそれは置いといて,例えば前回の記事でもお話した「2度寝しない」という習慣化チャレンジですが,普通に5日連続で×がついたこととかあります。
さすがにそれだけ×が続くと,ほとんどの人はチャレンジ終了します。これはなぜかというと「自己嫌悪」におちいるからです。
習慣化の最大の敵はこの「自己嫌悪」ということがわかっています。
僕はこのことを知ってから「あ〜確かに」といろんな場面がよみがえりました。
習慣化に限らず,ダンスをいつのまにかやめる人もたぶん根本は自己嫌悪だったのかと。
例えば,レッスンに全然ついていけない=自分はなんてセンスがないんだ,という自己嫌悪。
例えば,レッスンにしばらく通えていない=自分はスケジュール管理もまともにできないのか,という自己嫌悪。
フェードアウトしていく人は上記の2パターンが多いです。
でなんで自己嫌悪をするのか,と考えてみると,「人は自分のことを過大評価する傾向がある」とか「初めてのことは上手くいかないということを理解していない」ということ,そのあたりかなと思います。
人は自分のことを実力以上のものを持っていると認識していることがわかっています。なので,「初めてのことでも上手くできる」と思うのだと思います。
だから新しい習慣化,ランニングでも筋トレでもなんでもいいのですが,2〜3日できない日が続くとそのままフェードアウトしていきます。
ここで習慣化と言えども「初めてのチャレンジ」であり「ということは上手くいかない」と認識しておく必要があると思うのです。
僕はもともと「最初から上手くいかない」という認識はあったのですが,こんな簡単なことでもそういう認識が必要と思うようになってからずいぶん人生は楽になりました。
と同時に「自己嫌悪の呪縛」に縛られている人がこんなに多いのかということにも気付きました。
「最初から上手くいかない」という前提があるとメンタルも安定しますし,物事が長く続くようになります。
最近マリオカートデビューした息子。家族3人でやると、両親がワンツーフィニッシュで自分はほぼ12位(ビリ)だから、「もうやりたくない」ってすぐ投げ出すかと思ったけど、違った。
「うおー!11位になった!」「オレうまくなってきたな〜」と、まさかのスーパーポジティブボーイだった。
— たにむら あすか (@AKKA1027) 2018年8月28日
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こんな人間になりたいものです。