アップデートという考え
ポケモンGO,すごいですね。もうほんとに世界中の人がやってるというイメージ。
僕のTwitterのタイムラインもポケモンの話題でもちきりです。
僕はやってないですけどね。ポケモンをやったことがないから(僕の青春はDQとFFです)。
でも,これ考えた人は本当にすごいと思います。もう世界を変えてますよね,完全に。
今回はポケモンGOとはそこまで関係ないのですが,この「世界を変えた」という意味で「Windows95」の話をします。
Windows95も世界を変えたものの1つです。この辺りからコンピュータは一気に普及したんだと思います。
しかし,このWindows95,リリース当初は,バグが3,500個以上もあったそうです。
これ皆さんはどう思いますか?
「不完全なものを売るなんてダメだな」と思うでしょうか。
しかし,このようなバグがある不完全なものを,おそらく皆さんは使っています。
最近だとスマホのアプリです。開発者はできるだけ完全なものを提供する努力はしているのでしょうが,自分たちがいろいろ試すのと,いったんリリースして世界中の人に使ってもらうとのとでは,発見するレベルが違うわけです。
そして,開発者はそれらのフィードバックをうけて,「アップデート」して,改善を提供しているわけです。
この考えってすごく大事だと思うのです。いきなり100点のものを出そうとしても,おそらくそれは無理なんです。
だから70点80点でもいいからとりあえず出してみる。そうすると指摘してもらったり,新たな気付きが生まれます。
そして,それを改善すれば良いわけです。
これが世の中の正常な流れです。これに文句言う人は,足を引っ張る人なので,相手にしない方が良いでしょう。
ダンスも同じです。この前,L-sistersが広島行ってきました。
人前に出たわけですから,振付もできているし,今,自分たちができる最高の踊りをしたと思います。
でも,今も進行形で改善をしています。広島で踊ってみて,YO-SUKEさんにもいろいろ言ってもらったし,そこを中心に改善しています。
エルンフォの他の3チームも今週末にコンテスト出ます。うち2チームは練習時間が短いです。100点とはほど遠いです。でも出て,次に繋げます。
世の中完璧主義の人がいます。完成しないと世の中に出したくないという人たち。
そういう人たちは「遅い」です。行動が,仕事が「遅い」です。
それよりも不完全でもリリースして,改善を繰り返していく方が「速い」です。
もちろん「途中経過」を見せるわけですから,評判が良くない場合もあるでしょう。聞いてもいないのにダメ出しとかしてくる人もいるでしょう。
でも上手くなりたい人はそういうのも飲み込まないといけません。誰かが何と言おうと,それを真摯に受け止め,頭の中では「まだ途中だからな。見とけ。」と思っていないといけません。
そういう精神を身につけて欲しいなと思います。
しかし,不完全でも良いからと言って,振付を覚えてないとかはダメです。問題外です。それは十分対応できることですから。
自分ができることは精いっぱいやるんです。それでも足りないところは出てきますから。