考察

「子供がダンスの練習をしない」とお嘆きの保護者の方へ

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ダンスに限らずですが,自分の子供が習い事の練習をしない,ということにストレスを抱えている親御さんは多いようです。

ということで,今回はその問題を解決するかもしれない方法を伝授します。

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まず親がやってはいけないこと

まず親がやってはいけないこと,それは「練習しなさい」と言うことです。

ノルマなんてつけてたらもっと最悪です。

それは「ダンスの練習をやめさせる方法」です。

 

 

あれれ〜おかしいな〜ほとんどの保護者さんがやってることだよね〜(コナン風に)

 

と嫌われる覚悟で煽ってみましたが,心理学的に人は「強制される」「ノルマを課せられる」とやりたくなくなったり,ズルしたくなったりすると言われています。

「毎日1時間は練習しようね」という約束で習い事をさせる保護者さんもいるようですが,そういうことはやめたほうが良いですね。

親ができることは「環境を整えてあげること」

じゃあ親は何をしてあげれば良いのかというと「環境を整えてあげること」です。

例えば子供にダンスの練習をして欲しいなら僕ができるならこんな感じ。

 

(1)ダンスが踊れるスペースを作る
(2)その踊れるスペースに音楽が出せる環境を作る(ラジカセとか)
(3)ラジカセとかは,できれば親が使ってるスマホとかではなく,子供が1人で使えるものが好ましい。そして,それらの使い方を教えてあげる
(4)靴が必要なら靴もそこに出しておく(しまわない)

 

「環境」という言葉は広いので,こういう物理的な環境でない場合もありますが,大事なのは「自分だったら何がしてやれるかな?」と考えることです。

苦言を呈したいのですが,ほとんどの親が自分は何も考えずに「○○しなさい」しか言いません。そして,何も教えてあげてません。教え方も知りません。

それでは子供はできるようにならないし,練習するようにはなりません。

練習が習慣化するように支援する

あとは勝手に子供が練習をするように仕向けるだけです。具体的には「習慣化」させてあげることです。

はっきり言って,週1で練習したって上手くなりません。先ほども言ったのですが,環境が大事で,環境とは「継続的に続いていく出来事」のことです。継続が大事ということです。たまに頑張っても意味がないと言うことです。

 

ではどうやったら習慣化できるのか。それにも習慣化の知識が必要です。

詳しくはこちらをどうぞ

https://lnfo-project.com/blog/201908201085/

 

こういうことをまず親が知るべきでしょうね。これを知らないからいきなり「1時間練習しようね」とか言ってしまうわけです。

だから僕なら「1分でいいから練習しようか」とか「1回でいいよ」とか言うと思います。

 

「1分とか1回で上手くなるわけないじゃん」という人もいると思いますが,人間はやる気があるから行動するのではなく,行動してからやる気がでます。たいていは1分とか1回では終わりませんので安心してください。作業興奮というやつですね。

習慣化の頻度は「週4回以上」です。できれば毎日。週3以下だと習慣化しませんので注意してください。

 

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鳥取ダンススクールエルンフォ代表
鳥取市でストリートダンスを教えています。
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