考察

ダンスが上手くなる人と上手くならない人の違い

本日から今年の「オーディション&実力審査会」のプリント配布しますので,興味がある方は持ち帰ってください。

今年は例年通り3チームに加え,新たに1チーム追加し,計4チーム編成します。

また受けた人だけが見ることができるサイトも用意します。ダンスの教科書的な動画を撮影してアップしておきます。

最近はスマホでYouTube簡単に見ることができるので,いつでも手元に教科書があることになります。

 

それについてはまた書くとして,今回は「ダンスが上手くなる人と上手くならない人の違い」について書きます。

指導ももうすぐ10年になろうとしています。統計データとしてはまだまだ十分なものではありませんが,やはり「傾向」というのは見えてきます。

ほとんどの人は「能力の違い」と言うんですね。例えば自分の子供に「うちの子は物覚えが悪くて」とか「リズム感がなくて」とか,平気で言ってしまう人がいますし,大人でも同じように「物覚えが…」とか言うんです。

 

もちろんそういう要因もなくはないですが,それ以前の問題があります。

それは「物事に取り組む姿勢」です。これがきちんとしていれば,多少の能力の差は「誤差」の範囲になっていきます。

例えば,難しいステップを習ったとして,できなかった。「難しい難しい」と言っている。動画も撮影した。でも練習せずにまた1週間後やって「できないできない」と言っている。

こういう人って「物事に取り組む姿勢」ってどうですか?イケてますか?

上手くならない人のパターンはたいていこれです。「なんだかんだやらない」です。

 

上手くなる人のパターンはこうです。

◎難しいステップを習って,できなかった。でも動画も撮影したから家で練習。1週間にはできるようになっている。


これ,「物事に取り組む姿勢」イケてると思いませんか?

 

これだけです。これを繰り返していけば良いだけの話なんです。それ以上でも以下でもないんです。

もちろんそれだけでも,また違う「壁」が出てくるので,そこで止まってしまう人も少なくはないです。でも「まずは」これだけなんです。

 

で,本音言いますが,能力が低い,練習が必要な人ほど,練習をせずに,能力が高く,「そこまでせんでもいいやろ」って人ほど練習します。

だから,差はどんどん広がるんです。日本の経済も格差社会がどうのこうのって言われてますけど,ダンスも同じです。上手くなる人と上手くならない人は差がどんどん開いていきます。

 

「ダンスのステップができない」ということ自体はたいしたことではありません。だって,大人になってダンスやらないかもしれませんから。覚えたって使わないですし。

でも「物事に取り組む姿勢」っていうのは,大人になろうが必要なものです。そこを勘違いしてませんか?

ステップができるようになること以前に,その人の「物事に取り組む姿勢」を意識してあげないと,やってることは堂々巡りになります。

新しいステップを覚えなければいけなくなったら,また同じことを繰り返して,尻を叩いてやらせるのか,それとも普段から「物事に取り組む姿勢」を向上させる教育をさせて,勝手に取り組むように仕向けるのか。

 

ダンスの習い事っていうのは,ダンスを通して,当人が世の中で生きていけるように成長することが第一の目的であり,ダンスそのものができるようになることではありません。

そこから自分の生きる道を選んでいく。それがたまたまダンスの場合もあるだけです。

「物事に取り組む姿勢」がダメで,ダンスのステップ覚えても意味ないです。