京都ナンバーワンサマーフェスタ 2016
はいーまた今年も行って参りました。今年で3回目です。
今年は「L-sisters」と「O-BLOOD」の2チームで参戦。
まあ,結果だけ見ると,賞にからむことはできませんでした。
やっぱ関西の壁は厚いな〜
でもよく頑張ったと思います。今のベストは出せたのではないでしょうか。
踊り終わった後に,手応えがなくても,それが今のベストなんですよ。
本番ベストを尽くせる準備の仕方など伝えましたから,あとはそれをきちんと実行すること。
それでもベストが出ない可能性だってあります。
あとは審査員の方が決めてくれます。
誰かが言ってました。
「この5人はエルンフォのトップを走っている5人」
確かにその通りだと思います。
ダンスだけではないですが,ダンスが上手くなるのは農業に似ています。
種を蒔いて,水をあげて,芽が出て,花が咲きます。
種を蒔いたら,すぐに芽も出ないし,花も咲きません。
先月,この5人の中で1番レッスンに通った子は24日中21日です。
1番少ない子でも12日,半分は来てくれています。
ひと月で20日としましょう。この子達はひと月に20個の種を蒔いてます。
三ヶ月で60個の種を蒔いたことになります。
三ヶ月で芽が出るとすると,60の芽が出ます。
普通の人はひと月に4個の種を蒔きます。
三ヶ月で12個です。なので,12の芽がでます。
重要なのはひと月に何日レッスンに通おうと,三ヶ月は芽が出ないんです。
しかし,いざ芽が出たとすると,すごい差になってるんです。
種を蒔いている時期というのは「仕込んでいる」ということです。
仕込んだらすぐに結果がでるわけではありません。でも仕込んでるんです。
それができる5人なんです。
たいていの人は三ヶ月我慢できずにケツを割ります。
やったらすぐに結果が表れると思っているからです。
よく考えればそれが普通だと思うんです。目に見える報酬がないと人間は動けないらしいので。
だからこの5人はちょっと異端なのかもしれませんし,単純にダンスが好きすぎるのかもしれません。
どちらにしろ「成功する」という道を進んでいることにはなります。
もちろん5人ともまだまだ甘いところもあります。
種の蒔き方が雑だったり,水をあげてなかったり,肥料をあげてなかったり。
やっていることのクオリティはまだまだ雑です。
でも,とにかく「やっています」。
正直なところ,ここまでやってくれてる人たちって,僕のダンス人生の中では初めてかもしれません。
だからとにかく嬉しいというのが本音です。
生徒だけど,「仲間」に近いと僕は思っています。
なんかいろいろ脱線してまとまらないですけど,まだまだ頑張っていきましょう!